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ヒルドイド®クリーム0.3%の使い方
水中油型クリームとは
ヒルドイド®クリーム0.3%は、油性成分を水性成分で取り囲む水中油型(O/W型)のクリームです。
外相が水性成分のため、油脂性軟膏や油中水型(W/O型)クリームよりべたつかず水で洗い流しやすいです。被覆性・使用感のバランスが取れた剤形です。

図:水中油型製剤のイメージ

図:水中油型製剤のイメージ
保湿剤とは
剤形による使い分け
保湿剤によるスキンケアは年間を通じて継続することが大切であるため、季節や塗布部位、時間帯に応じて、患者が継続して塗布できるような剤形を選択することが重要です。
ヒルドイドソフトのソフト軟膏、クリーム、ローションを塗布場面に合わせて使い分けることで、患者さんのアドヒアランス向上につながる可能性があります。

季節による使い分け
秋から冬の乾燥期には油分の多い油脂性軟膏やW/O型クリームが選択され、汗をかきやすい夏季には使⽤感の良いローションが選択されます。 O/W型クリームは、被覆性・使⽤感のバランスが取れており、年間を通じて使⽤可能です。
外気温や湿度の変化に合わせてヒルドイド®ソフト軟膏0.3%(W/O型クリーム)あるいはヒルドイド®クリーム0.3%(O/W型クリーム)とヒルドイド®ローション0.3%を組み合わせた処⽅が可能です。
朝の忙しい時間帯に塗布する場合は、短時間で塗ることができるヒルドイド®ローション0.3%が便利です。
時間に余裕があるときや入浴後には、ヒルドイド®ソフト軟膏0.3%あるいはヒルドイド®クリーム0.3%でしっかりと保湿します。

アトピー性皮膚炎などによる皮膚乾燥の治療薬として処方されている医療用保湿剤「ヒルドイド」(ヘパリン類似物質)を、女性が美容目的で使うケースが増えているーー。

大手企業の健康保険組合で作る「健康保険組合連合会」(健保連)が9月に公表した報告書で、こうした実態を指摘、ヒルドイドを単独で処方する場合は保険の適用から外すことなどを提言した。

一方、日本皮膚科学会は10月31日「保湿剤による治療を必要とする患者に大きな不利益を生じかねない」として、処方の制限に反対すると決めた。これまで処方を受けてきたアトピー性皮膚炎の患者たちから、保険適用外による自己負担額の増加を不安視する声もSNSなどで上がっている。

効能又は効果
血栓性静脈炎(痔核を含む)、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、皮脂欠乏症、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頸(乳児期)
用法及び用量
通常、1日1~数回適量を患部に塗擦又はガーゼ等にのばして貼付する。
使用上の注意
副作用
副作用等発現状況の概要
総投与症例2471例中、23例(0.93%)に副作用が認められ、主なものは皮膚炎9件(0.36%)、そう痒8件(0.32%)、発赤5件(0.20%)、発疹4件(0.16%)、潮紅3件(0.12%)等であった。(効能追加時)
その他の副作用
次のような症状があらわれた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
1. **過敏症
頻度不明
皮膚刺激感
2. 過敏症
0.1~5%未満
皮膚炎、そう痒、発赤、発疹、潮紅等
3. 皮膚(投与部位)
頻度不明
紫斑
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。
適用上の注意
投与部位
潰瘍、びらん面への直接塗擦又は塗布を避けること。
眼には使用しないこと。
臨床成績
効能追加時までに実施された国内総計2192例を対象とした、二重盲検比較試験1)を含む臨床試験における有効率は、次のとおりであった。
対象疾患名 有効率(%)〔有効以上〕
皮脂欠乏症 91.2〔259/284〕
進行性指掌角皮症 71.6〔68/95〕
凍瘡 90.8〔129/142〕
肥厚性瘢痕・ケロイド 75.5〔369/489〕
血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患 100〔8/8〕
血栓性静脈炎 78.0〔71/91〕
外傷後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎 75.5〔508/673〕
筋性斜頸 88.3〔362/410〕

薬効薬理